低反発や高反発などで知られるウレタンフォームのマットレス。使ってみたいけれど、通気性が悪そうで心配・・という方もいるのではないでしょうか。
ウレタンフォームとはポリウレタンという物質を発泡させたもので、やわらかいタイプ(軟質ウレタンフォーム)はスポンジや椅子の座面などに、そして硬いタイプ(硬質ウレタンフォーム)は断熱材などに使われています。このように聞くとますます通気性が悪いイメージを持たれてしまうかもしれませんが、実はウレタンフォームのマットレスは必ずしも通気性が悪いものばかりではなく、さまざまな工夫により高い通気性を確保している商品もたくさんあります。
寝心地が良く、機能性の高い人気のウレタンフォームマットレス。今回は、そのなかから通気性の高い商品をご紹介していきます。
なぜ人気?ウレタンフォームマットレスのメリットとは
理想の形や硬さに加工しやすい
高反発マットレスの多くは、体に接する面が様々な形に加工されています。これはウレタンフォームの加工しやすい特性を生かしたもので、睡眠の質が上がり、かつ運搬しやすい形状に作られています。また、発泡の加減により硬さを調整することができるというメリットもあります。
軽くて扱いやすい
これまで一般的だったコイルマットレスなどと比較すると、ウレタンマットレスは薄くて軽いというメリットがあります。敷布団としてもベッドマットレスとしても使うことができ、薄いタイプは旅行に持っていくことも可能です。
クッションとしての性能が高い
ウレタンは弾力があり、伸縮する素材です。衝撃を吸収しやすく、硬さを変えることでやわらかく衝撃を吸収したり、強い弾力で押し返したりと様々な性質に変わるという、マットレスに適した素材です。
高反発ウレタンマットレスは通気性が良いの?悪いの?
基本的には、ウレタンは通気性のない素材です。ウレタンフォームの高反発マットレスの場合、体に接する面に凹凸がある商品が多く、その凹凸が体圧分散性能を高めるとともに空気や湿気の通りを良くしています。一方、表面が平らで体が沈み込んでしまう低反発タイプの場合は、マットレス全体が体に密着するため空気の逃げ場がなく、通気性が良くない商品もあるようです。
通気性の良いおすすめの高反発ウレタンマットレス
ここからは、ウレタンフォームマットレスのなかでも通気性の良いおすすめ商品をご紹介していきます。
スリープマジック
ライズの人気商品スリープマジックは、高反発ウレタンマットレスです。ウェーブタイプ、ブロックタイプの2タイプありますが、どちらも構造の工夫によりしっかり通気するように作られています。
また、付属のマットレスカバーも通気性が高く、汗をしっかり吸って発散させる吸水速乾加工が施されているため、暑い夏の夜でも体にはりつく感じがなく寝心地が快適というのも人気のポイントです。マットレスカバーは取り外しが簡単で、洗濯機で水洗い可能です。
シングルもダブルもあります!通気性の高いウレタンフォームマットレス
K18 3Dブロック
K18 3Dブロックは、「無膜ウレタン」という特殊な素材を使った高反発ウレタンマットレス。先述の通り、ウレタンフォームはポリウレタンを発泡させた素材ですが、その気泡にはフィルム状の膜があります。「無膜ウレタン」はその膜を取り除いたもので、空気や水がとても通りやすい構造。従来品の18倍の通気性を確保しています。
さらに、インナーカバーにユニチカのアクアスピードという速乾性の高い素材を採用し、寝汗や湿気をすばやく吸水・発散するように作られています。
まとめ
高反発ウレタンマットレスは、寝心地が良く、良い寝姿勢を保つことができる人気商品です。素材自体に通気性はありませんが、さまざまな工夫によって通気性を高めた商品も開発されています。通気性が心配という方も、安心してお使いくださいね。