足のむくみ・・特に女性に多く聞かれる症状です。夕方になると足がむくんで靴がきつくなる、寝る前にマッサージをしないと足がだるくて眠れない、そういった症状で悩まされている方も多いのではないでしょうか。
ヨガやランニングなどの運動をしたり、マッサージに通ったりすれば改善が見込まれますが、継続するのは時間的にも金銭的にも、そして精神的にも難しいことがあるでしょう。では、もっと簡単に、時間をかけずにむくみを解消する方法はないのでしょうか。
足がむくんでしまう原因は人によって様々ですが、長時間立ちっぱなし、座りっぱなしなど体を動かさないことや運動不足が原因であれば、日々の心がけで予防できる可能性があります。
今回は、すきま時間や睡眠時間を使って足のむくみを解消する方法をご紹介します。
足のむくみを予防する方法とは?
足のむくみを予防する方法はいろいろありますが、できれば時間もお金もかけないのが理想。ここでは、仕事中や合間にできる、簡単な予防法をご紹介します。
正しい姿勢を保つ
日頃から悪い姿勢で生活をしていると、体のバランスが悪くなり足のむくみの原因になることがあります。普段から姿勢に気をつけて生活をしましょう。
また、昼間だけでなく夜寝ているときの姿勢の改善も、体のバランスを整えるためには重要なポイントになります。寝ているときの姿勢は意識して直すことはできませんが、逆に言うと、睡眠環境を整えれば意識しなくても寝姿勢は改善されます。正しい姿勢を保てる寝具を選びましょう。
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仕事の合間にストレッチやマッサージをする
立ち仕事や座りっぱなしの仕事によるむくみの予防に有効なのは、ふくらはぎの血流を良くすること。仕事の間でにしストレッチをしたりふくらはぎを軽くマッサージをしたりして、血のめぐりを良くすることを心がけましょう。足のだるさを感じてからではなく足がむくむ前に時々マッサージをして予防をするのが理想です。
足を高くして横になる
下半身に滞っている血液や水分を流すために、足を少し高くして横になるという方法が昔から知られています。上から下に流れやすくなるため、むくみを予防できる可能性があります。ただし、長く続けてしまうと逆に血流が悪くなったり、姿勢が悪いために他の箇所に痛みが出たりすることがあるため、10分から15分など短時間にとどめておきましょう。
寝ている間に血液やリンパの流れを改善する
人間の体には本来、昼間に様々な要因で滞ってしまった血液やリンパを寝ている間に流そうとする働きがあり、睡眠中に体を動かしたり寝返りを打ったりすることで血液やリンパの流れを促しているそうです。血液やリンパの流れを促すためには、体の動きを妨げない寝間着を着て、寝返りを打ちやすく自由に動ける寝具を使うことがポイントになるでしょう。
なお、ソファーやこたつ、体に合っていない寝具や寝返りを打ちにくい寝具などで寝てしまうと、逆に血液やリンパの流れが滞ってしまう可能性があります。悪化させないためには「うたた寝」を控え、良い環境で睡眠をとるようにするのが理想です。
まとめ
足のむくみは、普段の生活に少し気をつけることで予防できる可能性があります。特に、立ち仕事や座りっぱなしの仕事で足がむくみがちな人は、できるだけ血流が滞らないよう日頃から気をつけておきましょう。