日頃からデスクワーク中心であまり体を動かさなかったり、スマートフォンの見過ぎで首がゆがんだり、目を酷使したりすることによって生じる肩まわりのトラブル、実は枕が原因の一つになっているになることもあるのをご存知でしょうか?
具体的に、どのような枕が原因になりやすいのか、肩に負担をかけやすい枕の特徴と、自分に合った枕の選び方を見ていきましょう。
あなたの枕は大丈夫?肩のトラブルを引き起こしやすい枕とは?
高すぎる枕や低すぎる枕
枕が高すぎたり低すぎたりと体に合っていない場合、首や体が不自然に曲がって後頭部から首、肩などに負担がかかりやすくなります。寝ている間に枕を外している場合は、何らかの理由で枕が合わず、首や肩に負担がかかっているために無意識に枕を外している可能性が高いです。高さが合っているかどうか、確認してみましょう。
やわらかすぎる枕
やわらかすぎる枕に寝ていると、頭が枕に沈み込んで固定されていまい、動かしにくくなります。どこか一部に負荷が集中してしまったり、血流が悪くなったりして筋肉がこり固まり、肩のだるさなどのトラブルを引き起こすことがあります。
首の下にフィットしていない枕
仰向けに寝たときに、首の下にすき間ができていませんか?枕が首の下にフィットせずすき間が空いた状態になっていると、頭を支えるために首などに負担がかかり、肩こりや頭痛などを引き起こしやすくなります。
自分に合うものを選びたい!理想の枕とは?
では、肩トラブルの予防のためにはどのような枕を選べば良いのでしょうか。理想的な枕の高さや形、素材について紹介していきます。
肩から首、後頭部までフィットする枕
首の下から肩のあたりにすき間を作らないために、やさしくフィットする枕がおすすめです。肩から首全体で頭を支えることで、首や肩まわりに負荷がかかりにくく、寝ている間にだるくなるのを防ぎます。
硬めの高反発枕
枕もマットレスと同じで、寝返りしやすいものが理想。しっかり頭や首を押し返す高反発タイプが適しています。頭を自由に動かせる枕であれば、血流が滞ったりどこかに負荷がかかったりするのを防ぐことができ、肩トラブルの予防にもつながるでしょう。
まとめ
肩トラブルを防ぐ枕の選び方についてご紹介しました。
枕が体に合っていないと、肩こり、頭痛、首痛、そして腰痛など様々な体の不調を引き起こしやすくなります。いま使っている枕が自分に合っていないと感じている方は、一度調整や買い替えを検討してみませんか?