敷布団や掛布団などの寝具、何年くらい使っていますか?寝具には寿命があり、傷んだり劣化したりしている状態で使っていると睡眠の質が下がってしまうため、適切なタイミングで買い替えた方が良いとされています。
特に掛布団は、本格的に寒くなる前にきちんと準備をして冬を迎えるのが理想。今回は、秋冬用掛布団の買い替えどきの見極め方や、あたたかくて使いやすい掛布団についてご紹介します。
掛布団の寿命
掛布団の寿命は何年くらいなのでしょうか。一般的には、5年程度を目安に劣化の度合いを見て買い替えを検討すると良いと言われています。では、具体的にどのような状態になったら買い替えを検討すべきなのでしょうか。
– 側生地が破れて羽毛や綿が出てきた
– ボリューム、ふんわり感がなくなった
– 保温性が弱くなった
– 臭いが気になるようになった
もしこのような状態が見られるようなら、打ち直しや買い替えを検討することをおすすめします。
なお、傷みや劣化はそれほど見られないけれど側生地の汚れが気になる場合や、中の羽毛や綿の清潔感が気になる場合は、ふとんクリーニングを利用するのもおすすめです。業者によっては、クリーニング後そのまま次のシーズンまで預かってもらえるサービスもあり、収納スペースが足りないという方に人気があります。
掛布団の打ち直しと買い替え、どちらがおすすめ?
布団は打ち直しができるのをご存知ですか?打ち直しとは、ふんわり感やあたたかさがなくなった布団を一度分解し、ゴミなどを取り除いたり洗ったりして再生すること。新しい綿や羽毛などを足して、新しい側生地に詰めるので、新品のようにふっくらした状態に仕上がります。
一般的には新しいものに買い換えるよりも打ち直しの方がリーズナブルというイメージがありますが、今は比較的手頃な価格で品質の良いものがたくさん販売されているため、買い替えの方がお得な場合もあります。打ち直しの方法や価格は業者によって様々なので、比較検討してみることをおすすめします。
買い換えるならどんな素材・タイプがおすすめ?
掛布団には様々な素材やタイプのものがあります。それぞれの季節に合ったものを買い揃えるのが理想ですが、収納スペースを考えると難しい場合も多いでしょう。そこで、場所を取らずに快適に使える掛布団をご紹介します。
オールシーズン使いたいなら2枚合わせ掛布団
一般的な2枚合わせ掛布団は、2種類の布団が2枚セットになっています。多くの場合、夏用の肌掛けタイプが1枚と、春秋用の少し厚手のものが1枚の合計2枚という構成になっており、冬は2枚重ねて使います。一年中使えて収納場所を取らないため、収納スペースを広く取れないという家庭におすすめです。
秋冬専用に買い替えるなら羽毛布団
秋冬専用に掛布団を購入するなら、羽毛布団がおすすめです。ダウンは、寒いと保温し、暑いと熱を放出するという性質を持っており、さらに通気性が良く吸水放湿性も高いという、掛布団としては理想の素材。エクセルゴールドラベルなど、認定基準をクリアした製品であれば安心して使うことができるでしょう。
消臭・抗菌タイプで清潔!安心の国産羽毛掛布団(シングル)
※セミダブル、ダブルサイズもあります。
まとめ
秋冬用の掛布団が劣化してきたら、本格的に寒くなる前に打ち直しや買い替えを検討しましょう。掛布団の質はどんどん向上し、良いものがたくさん出てきています。羽毛布団の臭いが苦手という方には、近年人気のある消臭タイプの羽毛布団がおすすめです。