布団クリーニングを利用したことはありますか?
布団を清潔に保つためには、定期的に丸洗いすることが望まれます。特に羽毛布団は、汗や汚れが吸着することで羽毛特有の臭いを発生することもあるため、少なくとも数年に1回は丸洗いすると良いと言われています。
この記事では、布団クリーニングについて、その方法や料金、メリット・デメリットなどを解説していきます。
布団クリーニングとは?
布団クリーニングは、一般のクリーニング店や、布団専門のクリーニング店などで依頼することができます。
布団クリーニングの方法
クリーニング店では、素材によって水洗いまたはドライで対応していますが、羽毛布団の場合は、羽毛をいためずに汗や皮脂汚れを落とす水洗いが主流です。料金はお店によって大きく異なり、素材、サイズ、クリーニング方法によっても違いますが、1枚あたり8,000円前後からというのが一つの目安になるでしょう。複数枚まとめて出すと割安になることが多いです。
依頼方法は、店頭への持ち込みや宅配などがあり、お店によって対応方法が異なります。宅配の場合は、申し込みをすると布団袋や名札などがセットになったものが届き、指示通りに梱包して送るという方法が一般的です。
なお、クリーニング店によっては、クリーニング後に次のシーズンまで保管しておいてもらえるサービスを実施している場合もあります。
使用する洗剤
クリーニング店や布団の素材によって使用する洗剤は様々ですが、一般的に羽毛布団には中性洗剤(おしゃれ着用とよばれる洗濯洗剤)が適していると言われています。その理由は、弱アルカリ性の洗剤(一般的な洗濯洗剤)では羽毛が溶けてしまうことがあるから。羽毛のふんわり感をつぶさずに洗うためには、中性洗剤を使うというのが主流になっています。
乾燥方法
布団のクリーニング後は、乾燥機で乾燥させます。羽毛布団をドラム式のような乾燥機に長時間入れると羽毛や側生地をいためてしまうことがあるため、クリーニング店によっては平置きの乾燥機を使って乾燥させています。
クリーニング方法や乾燥方法、料金はクリーニング店によって違います。羽毛布団をクリーニングに出す場合は、羽毛布団のクリーニングを多く取り扱っている、信頼できるお店に依頼すると安心です。
布団クリーニングのメリット
多くの羽毛布団は、家庭用洗濯機やコインランドリーなどでも洗濯可能です。では、家庭での洗濯と布団クリーニングはどちらが良いのでしょうか。ここでは、布団クリーニングに出すメリットをご紹介します。
布団をいためずに汚れを落とせる
多くのクリーニング店では、布団をいためずに汚れをしっかり落とせる技術を持っています。羽毛布団の場合は、ダウンボールをつぶさずふんわり感を残したまま、汗や皮脂汚れなどを綺麗に落としてもらうことができます。
かさ高性、保温力が高くなる
羽毛布団にとって、かさ高性と保温力はとても重要なポイントです。布団クリーニングでは中の羽毛についた汗などもしっかり洗って綺麗にするため、かさ高性がアップし、保温力も高まります。
布団クリーニングのデメリット
メリットの大きい布団クリーニングですが、デメリットと感じられる事柄もあります。
費用がかかる
先述の通り、羽毛布団をクリーニングに出すと1枚あたり8,000円前後からという費用がかかります。家庭やコインランドリーでの洗濯と比較すると高コストであることは否めないでしょう。
側地がいたむことがある
布団をクリーニングに出すことにより、側地の素材によっては少しいたんでしまったり縮んでしまったりすることがあります。ただし、家庭やコインランドリーでの洗濯でも同様にいたむ可能性があるため、初めての洗濯の際には特に注意が必要です。
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今は、技術の進歩により機能性の高い布団がたくさん開発されています。ここでは、羽毛100%なのに洗わなくても清潔に保てるという羽毛布団をご紹介します。
スリープウェア ナチュラル 羽毛布団
ライズTOKYOの日本製羽毛掛布団は、ダウン90%、エクセルゴールドラベル取得の高品質な掛布団です。使われているのは、暖かいホワイトダックダウンをしっかり洗浄して消臭し、さらにダイワボウと信州大学が共同開発した消臭・抗菌機能DeoPower(R)加工を施したもの。洗わなくても常に清潔に保たれるという画期的な素材を使った羽毛布団です。
まとめ
羽毛布団のクリーニングについて解説しました。布団を清潔に保つために、そしてアレルギー症状の予防のために、布団は定期的に丸洗いするのが理想です。家庭での水洗い、布団クリーニングそれぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った方法を選んでくださいね。