あなたは今、どのようなシーツを使っていますか?ひとことシーツと言っても、世の中には様々なタイプや素材の商品があります。特に今は優れた素材のものも多く販売されているため、そのなかからどのようにして選べば良いのかわからないという方もいるでしょう。
今回は、色々なシーツのなかから特に人気のあるものをタイプ別にご紹介していきます。一年を通して1枚を使うもよし、季節に合わせて変えるもよし。環境や好みに応じて、自分に合ったものを探してみませんか?
人気の高いシーツのタイプ【形状別】
シーツには様々な形状のものがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、中でも人気の高いシーツを3タイプご紹介します。
フラットシーツ
フラットシーツとは、昔からあるタイプの1枚の布の形になっているシーツのことをいいます。マットレスの形に合わせて裏に折り込んで使うため、どのようなサイズ・形のマットレスにも使えるというメリットがありますが、ベッドの設置場所や形状によってはセットしづらく、めくれたりずれたりしやすいというデメリットもあります。家庭で使われることは減ってきましたが、平らな形状のため糊付けやアイロンがけをしやすく、たたんで管理しやすいため、宿泊施設などでよく使われています。
ボックスシーツ
ボックスシーツとは、あらかじめマットレスの形に立体的につくられたシーツのことをいいます。マットレスに簡単に取り付けることができ、一度取り付けるとずれにくいというメリットがあります。アイロンをかけづらく、収納する際に綺麗にたたむのが難しいというデメリットがありますが、使い勝手が良いため家庭ではよく使われています。
ファスナーシーツ(マットレスカバー)
ファスナーシーツ(マットレスカバー)とは、袋状になっていて、中にマットレスを入れてファスナーなどでとめるタイプのカバーのことをいいます。マットレスとセットになっているものも多いですが、単体でも購入可能で、季節にあわせて機能性を高めた商品も多く販売されています。表裏全面をカバーするため、マットレスを床に敷いても汚れないというメリットもあります。マットレスの厚さに合ったものでないと使いづらい場合がありますので、サイズをよく確認して購入することをおすすめします。
人気の高いシーツのタイプ【素材別】
続けて、シーツの素材別に人気のタイプを5種類ご紹介します。
通気性の良いメッシュタイプ
メッシュタイプの生地は、一年を通して寝具に適しています。メッシュ生地は通気性が良いため汗をためこみにくく、肌触りがさらっとしていて快適。夏の暑い時期でも快適に使えるシーツです。
夏におすすめの接触冷感タイプ
接触冷感タイプのシーツは、近年とても人気が上がっています。接触冷感タイプの生地は熱伝導率が高く、体が触れた瞬間に体の熱が移動するため冷たく感じます。生地に触れた瞬間に冷たく感じるため、体を動かしたり寝返りを打ったりするたびに冷たく感じることができます。暑い夏の夜におすすめのシーツです。
肌にやさしい天然コットン素材
コットンは、肌にやさしく寝具に適した素材と言われています。コットンにも様々な肌触りのものがありますが、今はやわらかく加工された生地も多く開発されており、寝心地が良いため人気があります。
あたたかいマイクロファイバー素材
マイクロファイバーとは、ポリエステルなどの素材からつくられた、極細の繊維のことをいいます。その吸水性・速乾性の高さからタオルの生地として広く使われてきましたが、近年は、そのやわらかさや肌ざわりや保温力を活かしたマイクロファイバー毛布が人気です。洗濯機で洗えるものも多く、扱いやすいことも人気の理由の1つです。
アレルゲンを不活性化する特殊加工素材
技術の進化により、様々な機能性寝具が開発されています。なかでも注目されているのが、ダニなどのアレルゲンを不活性化するという加工素材。子どもから大人まで、アレルギーが気になるという方におすすめの素材です。
まとめ
シーツのタイプや素材についてご紹介しました。季節や寝具に合わせて適したシーツを選ぶことは、睡眠の質向上につながります。毎晩ぐっすり眠るためにも、ぜひ自分に合ったものを見つけてくださいね。