2018.12.28

冬休みです、子どもの睡眠トレーニング!

年末年始は、子どもたちも夜遅くまで騒いでなかなか寝ないですよね。私たち親もついつい、お正月ぐらいはいいか!と甘くなってしまいがち。でもご存知でしたか?睡眠不足が続くと、子どもでも睡眠負債を貯め込んでしまうリスクがあります。幼稚園や学校がお休みになると、どうしても起きる時間も遅くなります。まずは、ママが睡眠に関して正しい知識を身につけ、お子さまをはじめ家族みなさまの健康を管理してあげることが大切です。規則正しい生活習慣を心掛け、最低でも平日と2時間以内の差になるよう睡眠時間のコントロールで、心身ともに健康で新年を迎えませんか。
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睡眠不足と睡眠負債

今年の流行語大賞は、「そだね〜」でしたが、昨年2017年度は「睡眠負債」がトップテン入りしました。そもそもこの睡眠負債ですが、睡眠不足とどう違うのでしょう。決定的な違いは、自覚できるかできないかということになります。下の図をご覧ください。睡眠負債は、自覚ができないままに日々のちょっとした睡眠不足の蓄積により、生活習慣病など病気のリスクが高まってしまう状態のことで、病気以外にも精神面に大きな影響を及ぼします。情緒不安定で友人間のトラブルを引き起こしやすくしたり、集団行動がとれないことで不登校や引きこもりの原因になるなど、一見、睡眠不足とは関連性がないような症状が出てくるので注意が必要です。
睡眠不足 睡眠負債

子どもが睡眠不足に陥りやすい5つの要因

本来、子どもは疲れたら眠ります、シンプルです。何らかの原因で就寝時間が遅くなることで睡眠不足となり、朝寝坊で生活リズムが後退しさまざまな不調を呼び起こします。その要因には、おおよそ以下の5つが考えられます。
 
① 昼間の運動や遊びが不足。
② 午後に長い昼寝をしている。
③ 眠る直前までスマホやゲーム、テレビなどを観て興奮している。
④ ママがワーキングマザーで帰りが遅い。
⑤ 親とのスキンシップや甘える時間が少ない。
 
さあ、いくつ当てはまりましたか? 3つ以上の子は要注意ですよ!
時代とともに子どもたちの遊び方が変化したことや、女性の社会進出が子どもの生活習慣に思わぬ影響を与えていると言われています。ママはどんなことに気をつければいいのか、3つのポイントをお伝えします!
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Point① お昼寝はほどほどに!

保育園や幼稚園に通っていると、あたり前のようにお昼寝の時間があります。午後に1時間半〜2時間程度とるのが一般的だそうですが、実はこの「長いお昼寝」が夜の睡眠に影響を及ぼし、子どもたちの夜更かしや寝付きの悪さを引き起こしている可能性があるそうです。
というのも、3歳児では約43%、4歳児では約74%、そして5歳児では実に85%が、成長に必要なくなるので自発的なお昼寝をとらなくなるという米国睡眠財団の調査結果があります。午後の長いお昼寝が交感神経と副交感神経の調整に影響を与え、自律神経のバランスを崩したりもします。結果、夜になっても寝ない宵っ張りの子どもたちが増えてしまう・・・睡眠負債を貯めないための推奨睡眠時間は、3歳児で約11時間、5歳児でも約10時間と言われています。夜しっかり眠るためにも、冬休み中に「お昼寝しないしない運動」をぜひ実践してみてください!
年齢別 推奨睡眠時間

Point② 眠る前は親子のスキンシップを!

眠る前の精神状態がその夜の睡眠に大きく影響することがわかっています。というのも、眠る直前に覚えた情報は記憶として脳に定着されやすいから。だから、楽しいことを考えたりハッピーな気持ちになると寝つきが良くなり、良い睡眠がとりやすくなります。NGなのは、「寝ない子にはオバケがくるよ〜早く寝なさい!」と脅して寝かせてしまおうとすること!子どもは、ベッド=怖いところと学習してしまい、ますます眠らなくなってしまいます。眠る前のひと時、今日経験した楽しかったことや嬉しかったことを親子で共有することで、子どもの睡眠の質の確保はもちろん、メンタル的にも安定します。夜になかなか寝ない子は、親とのふれあいを求めている可能性があります。ワーキングマザーの場合は特に、子どもを甘えさせてあげる時間を意識しましょう。子どもにとって、親のぬくもりはかけがえのない安心できる大切なもの。年末年始のお休みはちょうど良いチャンスです。一緒に歯磨きをしたり、パジャマに着替えるだけでもいいので、是非トライしてみてください。

Point③ 子どもの成長をサポートする高反発マットレス!

寝る子は育つと言われる通り、成長期の子どもは睡眠中に身長が伸びたり、脳が発達することは知られています。睡眠前半の深い眠り=ノンレム睡眠では、昼間に受けたストレスや不要な記憶を整理し、脳と身体を回復させます。成長ホルモンが多く出るのはこの深い睡眠の時で、睡眠の質も深いノンレム睡眠で判断されます。後半の浅い眠り=レム睡眠では、今度は必要な記憶を固定しメンタルの調整が行われます。このような脳の働きを助け質の高い睡眠へと導いてくれるのが、実は「寝返り」なのです。レム睡眠とノンレム睡眠の切替えの際に打つと言われ、大人で一晩に20〜30回ほど、子どもはもっと多いそうです。血流を促進したり、体温調節、背骨の調整などを行います。寝返りする際は必ず覚醒しているので、スムーズに打てることは重要です。そこでオススメなのは、弾力性と反発力の高い高反発タイプのマットレス。沈み込みが少なく、自然な寝姿勢と寝返りをサポートしてくれます。高反発の中でも最近注目されているのは、中材まで洗えるファイバータイプ。寝汗を逃しやすく、万が一汚してしまっても洗えるので安心です。ペット用にも便利ですよ。
人生の3分の1は眠っています。睡眠の質を高めてくれる高反発マットレスで、子どもの心身の成長をサポートしてあげましょう。もちろんママが使ってもOKですよ。

それではみなさま、良い睡眠で、良いお年をお迎えください。
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子どもの睡眠トレーニング! 健康睡眠のための処方箋 ①お昼寝はほどほどに→長いお昼寝は夜間睡眠に影響 ②眠る前は親子ふれあいの時間を→安心し寝つきが良くなる睡眠の質も確保 ③成長をサポートするマットレスを→高反発マットレスがオススメ睡眠中の脳と身体の働きを助ける