2017年、ライズTOKYOは革新的なマットレス「K18」を発表しました。また、リニューアルした「スリープオアシスピロー」、そして「スリープラテックスピロー」と2つのシリーズの枕を立て続けに発売しています。
さらに質の高い眠りを追求した「K18シリーズ」
— K18シリーズを開発したきっかけは?
『パフォーマンス向上のためには良質な睡眠が必要』
現役時代から睡眠を大切にしてきた桑田真澄氏と、「日本人の睡眠環境を変えたい」という想いを持つ当社との出会いで、新しい寝具の開発が始まりました。良い睡眠をとるためには、子どもの頃からの「睡眠トレーニング」が必要と考え、大人にも子どもにも、そして大人と子どもが一緒に寝ているご家庭に最高の睡眠環境を整えるべく発表したのが、K18シリーズです。
天然ラテックス素材の「K18ラテックス360」と、高反発ウレタン素材の「K18 3Dブロック」の2種類のマットレスを開発しました。
やわらかいのに高反発。「K18ラテックス360」
— ラテックス(天然ゴム)をマットレス素材に選んだ理由は?
海外では、以前からラテックスの寝具が広く流通しており、人気がありました。ラテックスは「かかった体圧と同じ力で押し返す」という特性を持っているため、腰などの重い部分も、足などの軽い部分も、同じ重心の位置を保つことができます。
子どもと大人は体重や体型が違うため、合う寝具も異なります。しかしラテックスであれば、子どもが寝ても、大人が寝ても、子どもと大人が一緒に寝ても、同じ高さや同じ姿勢を保つことができるのです。ラテックスは全ての年代の人の睡眠の質を上げるのに最適な素材であると考え、マットレスの素材に選びました。
天然ラテックスは、ゴムの木からとった樹液を発泡させてつくります。やわらかいのに高反発という理想的な性能に加え、天然の抗菌防臭力を持つという点も、マットレスの素材としては大きなメリットでした。
— 天然ラテックスを寝具に取り入れるうえでの課題もありましたか?
最初に試したラテックスは、手でちぎれてしまうなど、マットレス素材としてはじゅうぶんなものではありませんでした。そこでまずは、マットレスに最適なラテックス素材を開発する必要がありました。
また、もともとラテックス素材のマットレスは重く、通気性の面でも課題がありましたが、それは「アンダーマット」を使用することで解決しました。サッカーグラウンドの人工芝の下や、公園のブランコのアンダーマットとして、また自動車のボンネットのクッション材などとしても使われている「アンダーマット」をラテックスと組み合わせることにより、軽さ、そして通気性の高さを実現することに成功しました。
硬めで体にフィットする「K18 3Dブロック」
— K18 3Dブロックとはどのようなマットレスですか?
体にしっかりフィットしながらも、寝返りをしやすい高反発ウレタンマットレスです。ラテックス360が柔らかい寝心地であるのに対し、3Dブロックは寝心地が硬め。1つ1つの「点」が独立していて体の形に合わせて沈み、体をしっかり支えます。また、無膜ウレタンフォームを採用したことで通気性が非常に高く、一晩中快適に眠ることができる理想的なマットレスです。
すべての寝姿勢に対応する、多種類のピロー
— 枕はどのように選んだら良いですか?
当社の枕には、3次元構造高反発ファイバーの「スリープオアシス」シリーズと、ラテックス製の「スリープラテックス」シリーズがあり、さらに寝姿勢や好みに合わせて3タイプずつあります。
枕を選ぶ際に最も重要視されるのは、高さです。高さには好みがありますが、横になったときに首の傾斜が立っているときと同じ角度になるのが、ちょうど良い枕の高さです。首や頭の形によって適切な高さが決まります。
また、寝姿勢によっても合う枕の形が違います。特に横向き寝の場合、首と肩の間に隙間ができて疲れが出ることがあるため、隙間をつくらない「首肩コンフォート枕」「首肩フィット枕」を開発しました。
— 枕は、硬め、やわらかめのどちらが良いのですか?
寝返りをしやすい高反発タイプの枕にも、硬め、やわらかめなど色々なタイプがありますが、どの硬さが良いのかは、使っているマットレスによって変わります。一般的には、硬いマットレスを使っている場合はやわらかめの枕が良く、やわらかいマットレスを使っている場合は硬めの枕が良いとされているので、もしマットレスと枕の両方の購入を検討している場合は、まずはマットレスを決め、その後マットレスに合った枕を探すことをおすすめします。
最後に
良い睡眠のポイントは、「動的睡眠」。寝返りや、寝ている間のちょっとした体の動きをスムーズにサポートする高反発素材が、良質な睡眠を実現します。新しい寝具を探す際には、ぜひ当社の高品質な高反発寝具をお試しください。