「枕ジプシー」という言葉をご存知でしょうか。枕ジプシーとは、合う枕が見つからなかったり、枕にこだわりを持っていたりするため、次々と枕を買い換えて色々な製品を試すこと。
今回は、高い枕や低い枕、そばがら、パイプ、ウレタン、羽毛、低反発など様々な枕を試して枕ジプシーを続けてきた筆者がこのたび購入した、高反発枕「スリープオアシスピロー 自分フィット枕」についてレポートします。
スリープオアシス ピロー 自分フィット枕とは?
ライズTOKYOが販売する高反発枕は、「スリープオアシス ピロー」と「スリープラテックス ピロー」の2ライン。スリープオアシス ピローは、3次元構造ファイバー製です。高反発枕の一番のメリットは、寝返りのうちやすさ。一晩のあいだに何度も寝返りを打って体勢を変えるため、疲れが一箇所にたまることなくぐっすり眠れるそうです。
今回ご紹介するのは、スリープオアシス ピローの「自分フィット枕」。ファイバーシートと細いパイプで構成されています。自分好みの高さや形に調整できる機能つきで、フィット感などにこだわりのある人にピッタリの枕です。
早いと注文の翌日に到着。梱包状態は必要十分。
コストパフォーマンスの高さで知られるライズTOKYOの寝具は、製品のクオリティには一切の妥協をせず、無駄な包装を省くことなどで価格を下げているそうです。注文した枕は、布製の専用袋に入って、さらに丈夫なビニール製の袋に入った状態で届きます。枕の梱包ならこれで十分。処分する梱包材料が少ないため片付けも楽です。
在庫や注文状況にもよりますが、注文の当日または翌日に出荷されることが多いとのこと。今回は、日付が変わった金曜日の深夜朝方に注文し、土曜日には届きました。
肌触りの良い枕カバー
セットされている枕カバーの素材は、コットンニット。想像以上の柔らかさと高級感です。枕カバーにありがちなひんやりした感じが全くなく、でもさらっとしていて夏でも冬でも快適。これまで購入した数多くの枕のなかでも、セットでついてくるカバーとしては1位、2位を争う理想的な素材なのではないでしょうか。取り外ししやすく、もちろん自宅で洗濯可能です。
中身はしっかりした素材の3層構造
自分好みの高さに調整できるパイプ入り
枕カバーのファスナーを開けると、ファイバーシート2枚がパイプ層を挟んでいる構造になっています。パイプ層は6つのブロックにわかれており、好きなブロックのパイプを好きな量に調節可能。ファイバーシートは想像していたより厚く、予想以上にしっかりしています。
水洗いできる安心素材
枕は最も顔に近い寝具のため、ぜんそくの家族がいるとホコリやダニのケアにとても気を使いますが、隙間(空気層)が多くて中身も全て水洗いができるスリープオアシス ピローであれば、睡眠中に吸い込むホコリやダニがかなり減ることが期待できます。これほど安心して使用できる枕は他にないかもしれません。
寝てみた感想は?
硬いというより弾力がある枕
高反発マットレスや枕、特にファイバー素材のものは、「硬い」と言われています。しかし個人的な印象は、「硬い」というより「弾力がある」という表現がピッタリ。高反発枕に慣れていないため最初は違和感がありましたが、数日で気にならなくなります。
朝起きたときの頭痛が減った印象
これまで睡眠時間が短い日などに悩まされていた、朝起きたときの頭痛。スリープオアシス ピローを使い始めてから、減った(ほとんどなくなった)ように感じます。本当に枕の影響なのかどうかは定かではありませんが、使い始めてから約3ヶ月、頭痛で目覚めることはほとんどなくなりました。
パイプのすれる音は心配無用
そばがら枕やパイプ枕を使っていると気になるのが、中身の粒のゴツゴツ感や、ちょっと動いただけでも聞こえる中身の粒の擦れる音。しかし、スリープオアシス ピローの場合はパイプの層の上にファイバーシートがあるせいか、パイプ音がほとんど気にならず、ゴツゴツ感も全くありません。パイプ枕が苦手方でも、これなら安心して使用できるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、枕ジプシーを続けてきた筆者の個人的な感想をご紹介しました。枕の好みや、合う・合わないといった感覚は人それぞれ。色々な枕を試してみて、ぜひ自分に合ったものを見つけてくださいね。