この記事をお読みの皆様、以下のような症状に心当たりはありませんか?
-口臭が気になる
-口の中が乾燥する
-舌の粘つきがある
-舌がひび割れている
口の中の不快感は、ただ喉が渇いているだけ、ちょっと乾燥しているだけと見過ごされることが多いですが、進行すると舌や口の中だけではなく体の様々な箇所に影響を及ぼす可能性もあるため、しっかり対処をしましょう。今回は、日頃の生活習慣が引き起こす口の中の不快感について、そして睡眠との関係について解説します。
生活習慣が原因の口の中の不快感。睡眠不足との関係は?
近年、食生活の変化により食事で噛む回数が減ったことや、仕事によるストレスなどが要因で、口の中が常に乾いているように感じるという人が増えています。この症状は、「現代病」と位置づけられることもあり、たとえば、口の中が乾燥して寝付けない、夜中に目が覚めてしまうといった症状が表れることもあるそうです。
口の中の乾燥や不快感を感じやすいのはどんな人?
食べるのが早い人や、小食の人、固いものをあまり食べない人
早く食べる人は噛む回数が少ないため、唾液の分泌量が日常的に少ないため、口の中のバランスが悪くなりやすいとされています。また、少食の人ややわらかいものを好んで食べる人も同様で、唾液の分泌量が少なくなる傾向があるようです。
口呼吸をしている人
口呼吸をすると、空気が口から出入りするため喉や口の中が乾きます。特に、鼻が詰まっているとどうしても口呼吸になってしまいがち。乾燥状態が長く続くため、慢性的に乾いた状態になってしまうのです。
ストレスを感じている人
「緊張で口の中がカラカラになる」という表現もあるように、人はストレスや緊張状態下では口の中が乾きます。その理由は、緊張すると神経が刺激されてバランスを崩すことによって唾液の分泌量が抑制されるため。ストレスを長く感じ続けたり頻繁に感じたりしていると、慢性的に乾燥状態が続いてしまう可能性があるそうです。
生活習慣に起因する口の中の不快感の改善法
加湿器を設置する
部屋の空気が乾燥していると、口の中も乾燥しやすくなります。特に秋から冬の乾燥しやすい時期は、加湿器などを使って部屋の湿度を保ちましょう。
固い食べ物を意識して摂取する/ゆっくり食べる
唾液の分泌量を増やすことが改善につながるので、固い食べ物を意識して摂取したり、何度も噛んで食べたりすることで一定の効果が見込めます。ガムについては、噛み続けること自体は良い影響を与える行為ではありますが、ミント系のものは摂取しすぎると舌に過度な刺激を与えやすいため、量に気をつけましょう。
リラックスできる時間を作る
唾液は、リラックスすることで唾液が分泌されるようになります。お風呂にゆっくり浸かる、マッサージやストレッチをする、読書をするなど、リラックスできる時間を作りましょう
唾液腺マッサージをする
唾液腺マッサージも唾液を増やすのには有効と言われています。インターネットで調べてみるとマッサージ法が載っているので、ぜひ自分に合った方法を見つけて実践してみてください。
まとめ
生活習慣が原因の口の中の乾燥・不快感は、日々のケアにより良くなる場合があります。
健康のためにも、毎日の生活や食生活を少しずつ改善していきませんか?