Q. せっかく楽しくなってきたランニング。花粉症なので、春の間、続けられるか心配です。何かいい方法はありますか。(30代女性)
A. 花粉症になると外に出るのもツラいですよね。まず花粉は、朝夕が少ないとも言われていますので、なるべくその時間帯を選んで走ったり、雨が降った後の花粉が少ないときに走ったりしてみてはいかがでしょうか。
実は私も、2年ほど前に突然花粉症になってしまいました。当初は薬を飲んでいたのですが、知り合いの方に免疫力を高めるR-1というヨーグルトが花粉症に効くと勧められ、飲み始めたら本当にピタッと薬を飲まなくても平気になりました。完全ではないかもしれませんが、とても楽になったのでぜひ試してみてください。スーパーなどで手軽に買うことができる商品です。
Q. 週末ランニングを始めたばかり。月曜日に疲れや筋肉痛が残り、この先続けていけるか不安です。どんなことに気をつけたらいいでしょうか。(40代男性)
A. 最初は筋肉痛が出てくるのかもしれませんが、これは決して悪いことではありません。自分の弱い箇所にしっかり働きかけてこれから強くなっていく、その成長を身体が示しているのだと考えてください。筋肉痛だからと休んでしまうのではなく、その筋肉痛がしっかり筋肉へと変わっていくように、軽く身体を動かす“積極的な休養”を心がけた方がいいですね。たとえば、月曜日の通勤時に一駅手前で降りて歩く距離を増やしてみる、駅や会社でエレベーターを使わずに階段を上がってみるなどして、筋肉痛の日も積極的休養で疲れを取ることができれば、どんどん強くなっていくと思います。
走る生活に慣れてくれば筋肉痛も起こらなくなりますし、楽に走れるようになるので、最初だけの辛抱ですね。私も1~2週間走らない日が続くと、かゆくなったり、筋肉痛になったりしますが、またそこが鍛えられているんだなぁとポジティブにとらえています。
Q. あぁ、今日は走りたくないな…。そういう日のスイッチの入れ方を教えてください。(30代男性)
A. まずは家の中で簡単な体操をし、そして、床に座って柔軟体操を行ってみることをお勧めします。体操や柔軟、ストレッチを身体が少し温まってくるまで入念にしておくと準備ができ、やる気になってきます。自然にスイッチを入れるには、ウォーミングアップに時間をかけると言うことですね。また、どうしても気分が乗らない日は、腹筋や背筋を鍛えてもいいかもしれません。腹筋や背筋がついてくると走りのパフォーマンスが上がり、気持ちも前向きになってくると思います。
Q. ファッションから入るタイプです。ウェアの選び方のポイントを教えてください。(20代女性)
A. ウェアに関しては、動きやすく、吸汗・速乾性に優れたものが良いと思います。最近はカラフルなものがたくさん出ていますから、テンションが上がるデザインを選ぶのも楽しいですね。
また、小物をうまく活用すると気持ちよく走れると思います。たとえば、夏場はしっかり帽子をかぶれば、日焼けなどを気にせずに走れます。寒い季節は、手袋やアームウォーマー、レッグウォーマーをコーディネートすれば、オシャレと保温が両立できます。
最後に、走る上でいちばん大切なことは、靴選びです。筋力がまだ育っていないビギナーの方は、着地の衝撃をしっかり吸収してくれるクッション性のある靴を使ってくださいね。
Q. 紫外線や冬場の乾燥など、ランニング時、また前後のお肌のケア法を教えてください。(30代女性)
A. 紫外線が強い季節には、なるべく日焼け止めを使うといいと思います。小出監督には、皮膚呼吸ができなくなるから日焼け止めは塗らない方が良いと言われていましたが、やはり日焼けしてしまうので、今は少し後悔しています…。ちなみに日焼け止めは薄く伸ばす方が厚塗りよりも効果があるそうです。乾燥が気になる季節には、ボディークリームやランニング用クリームなどでこまめな手入れをすると肌にも良いのではないでしょうか。
とはいえ、走ることで発汗して新陳代謝が上がり、血流の循環が良くなるため、お肌の調子や体調が良くなることも多いのです。美容と健康のためにもぜひ、肌ケアをしてランニングを続けてください。