高反発マットレスのお手入れ、どうしていますか?毎日使うものだから清潔に保ちたいと思いながらも、どのようなお手入れをしたら良いのかわからない、という方はいませんか?
マットレスは、正しくメンテナンスをすることで睡眠の質が上がり、長持ちするようになります。しかし反対にお手入れ方法を誤ってしまうと、ぐっすり眠れなくなるばかりか、マットレスの寿命を縮めてしまうことも・・・。今回は、マットレスを長持ちさせる使い方と、適切なお手入れ・メンテナンスについてご紹介します。
高反発マットレスの日々のメンテナンス・・これはOK?それともNG?
敷布団やマットレスのお手入れ方法で、ついつい行ってしまいがちなNG習慣をご紹介します。お手入れ方法を間違えるとマットレスがいたんでしまい、寝心地にも影響してしまいます。思い当たる方は、ぜひ明日からマットレスのメンテナンス方法を変えてみてくださいね。
マットレスを日に当てて干す
一般の敷布団と同じように、マットレスも日に当てて干すのが良さそうなイメージもあるかもしれませんが、マットレスの場合は製品によって、直射日光に当てて良いものと当てない方が良いものがあります。お使いのマットレスのお手入れ方法をよく確認し、もし直射日光を避けた方が良い製品であれば、日光が直接当たらない場所に干しましょう。
マットレスを水洗いする
マットレスは水洗いNG!と思われるかもしれませんが、実は製品によっては水洗いができるものがあります。ウレタンやラテックス素材で作られたマットレスは水洗いできないものがほとんどですが、ポリエチレンファイバー素材の高反発マットレスであれば水洗いできるものが多いのです。水洗いについても、お使いのマットレスのお手入れ方法をよく確認しましょう。
高反発マットレスの正しいメンテナンス方法
風通しの良い場所に立てかける
マットレスのお手入れで最も重要なのは、湿気を溜めすぎないこと。シーツなどマットレスを覆っている物を取り除いて、風通しの良い場所に立てかけて干しましょう。干す場所は、風通しの良い室内でも十分です。
なお、重いマットレスで立てかけるのが難しい場合は、マットレスの下にタオルなどを重ねたものを置いて下側に隙間を作ることで、湿気を逃がすことができます。
掃除機をかける
アレルギーやハウスダストの原因となるダニアレルゲンを除去するには、掃除機で吸い取るのが有効と言われています。マットレスの裏表や側面の隅々まで掃除機をかけましょう。なお、掃除機の普通のヘッドノズルでは布団自体が掃除機に吸い付いてしまい使いづらいので、布団専用のノズルをおすすめします。布団専用ノズルがない場合は、キッチン用の水切りネットを使うという裏技も知られていますが、布団の掃除用途で作られたものではありませんので、不具合がないかどうかを確認のうえ試してみるのも良いでしょう。
マットレスカバーを使う
吸湿性の高いマットレスカバーを使用していると汚れや汗がマットレスに伝わるのを防いでくれます。また、こまめに洗濯することで清潔に保つことができるのでおすすめです。
ベッドマットレスの上にマットレスパッドや薄手のマットレスを敷く
一般的なベッドマットレスは、厚さと重さがあるため動かすのが難しく、干すこともできない場合が多いでしょう。その場合は、マットレスの上にマットレスパッドや薄いタイプのマットレスを敷くという方法もあります。上に乗せたマットレスをこまめに干すことで、清潔に保つことができるでしょう。
なお、高反発などの質の良いマットレスを使用すれば、寝心地もアップするというメリットもあります。
水洗いできるマットレスはこまめに水洗い
ポリエチレンファイバーなど水洗いできる素材の場合は、シャワーなどで流すことで汚れを除去できます。定期的に水洗いをすれば、常に清潔な状態を保つことができるでしょう。
まとめ
マットレスの正しいメンテナンス方法をご紹介しました。
人間は一晩にコップ1杯分の汗をかくと言われており、その汗を吸い取ったマットレスをそのままにしておくと、カビやいたみの原因になることもあります。マットレスの説明をもう一度確認して、メンテナンス方法を見直してみませんか?