マットレスを選ぶとき、どのような基準で決めていますか?価格?品質?それとも・・?
価格は安いに越したことはないけれど、ある程度の品質は求めたい。とはいえ、見た目だけで品質を確認するのは素人には至難の技。購入前にその品質を見極めるのはとても難しく、迷ってしまうことも多いでしょう。
そこで今回は、購入前でも品質を見極められるよう、チェックポイントを3つご紹介していきます。実店舗に行かなくても、WEBサイト上に公開されている情報だけで得られるので、ネット通販にも活用可能。今回は、まずは高反発ウレタンマットレスに絞ってご紹介していきます。
チェックポイント1:ウレタンフォームの密度
高反発マットレスに使われているウレタンフォームには、「密度」という考え方があります。密度は、下記の計算式により算出されます。
ウレタンフォームの密度(D)=重量(kg)/ウレタンフォームの体積(m3)
一般的には、密度25D以上の高反発マットレスが高品質とされています。
なお、密度は高ければ良いというものではありません。高密度になればなるほど通気性が非常に悪くなるため、通気性が保たれる、ちょうど良い密度が理想です。
チェックポイント2:ウレタンフォームの通気性
冬の寒い季節でも、一晩寝るとコップ1杯分の汗をかくと言われています。そのため、マットレスは通気性がとても重要。一般的なウレタンマットレスの場合、ウレタンフォーム自体は通気性が高い素材ではありませんが、高品質なマットレスであればカット方法により通気性がしっかり確保されています。
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無膜加工ウレタンフォームならマットレス自体の通気性も抜群
通常のウレタンフォームの場合、フォームの気泡に膜が張った構造になっていますが、この膜を取り除いた「無膜加工ウレタン」という素材があります。無膜加工ウレタンは特殊な構造をしており、内部を水や空気が通り抜けます。一般的なウレタンフォームの約18倍の通気性が確保されているという、非常に優れたウレタンフォームです。
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チェックポイント3:マットレスの耐久性
マットレスを購入したら、できるだけ長持ちして欲しいと思いませんか?マットレスは数年で買い替えが必要になると言われていますが、1つの目安になるのが購入から3年後。3年たっても大きなへたりがみられなければ、高品質なマットレスと言えるでしょう。
マットレスの位置交換ができるかどうか
マットレスで最もへたりやすいのは、負荷が大きくかかる腰部分です。3つ折りタイプの高反発ウレタンマットレスの場合、3つのウレタンフォームがカバーにセットされて1つのマットレスを形成している場合が多く、3つのウレタンフォームは位置を交換することができます。頭、腰、足の3つの位置を入れ替えることで負荷が均等にかかり、その分長持ちします。マットレスを購入する際は、位置を交換可能かどうか確認してみましょう。
なお、交換の目安は3ヶ月とも言われていますが、カバーの洗濯のタイミングで交換するのがおすすめです。
へたりに対する保証制度
メーカーによっては、購入後一定の時期までにマットレスに大きなへたりがみられたら新品と交換してもらえる制度を設けている場合があります。これは、言ってみれば、そのメーカーが耐久性の高さに自信を持っていることの表れ。通常の使用方法であれば、その時期までは品質が保たれるということを示しています。万が一へたってしまっても、無償で交換してもらえるので安心です。
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まとめ
良い高反発ウレタンマットレスの見分け方をご紹介しました。
人は1日の1/3を布団の中で過ごすと言われており、疲労回復のために睡眠はとても重要です。高反発ウレタンマットレス を購入予定の方は、ぜひご紹介したポイントをチェックしてみてください。