出産が近づいて赤ちゃん用品をそろえ始めると、買うべきかどうかを迷うものが出てきます。その筆頭とも言えるのが、ベビーベッドではないでしょうか。大きく場所をとることや処分が難しいことから、本当に必要なのかどうか迷ってしまうことも多いでしょう。
欧米などでは赤ちゃんはベビーベッドに寝かせるのが普通ですが、日本では子どもが小さいうちは大人と一緒に寝る家庭も多いため、必ずしも全ての家庭で使っているわけではありません。
ここでは、ベビーベッドとベビー布団について、そのメリット・デメリットやおすすめの寝具について解説します。これから出産準備を始めるという方は、ぜひ参考にしてください。
ベビーベッドのメリット・デメリット
ベビーベッドのメリット
赤ちゃんの安全を考えると、ベビーベッドはおすすめです。柵があるので落ちる心配もなく、床に寝ている場合と違って、兄弟などに踏まれる心配もありません。また、空中を舞っているホコリは夜中に人の動きがなくなると床に落ちるため、赤ちゃんをホコリから守るためにもベビーベッドは有効と考えられています。
柵の片側が外れるタイプの商品を選べば、大人用のベッドと繋げて使うことも可能です。
ベビーベッドのデメリット
ベビーベッドは使える期間が短く、そのうえ処分に手間がかかるというデメリットがあります。また、赤ちゃんがベビーベッドを好まなかったり、大人のふとんで一緒に寝るほうが楽だったりと様々な理由で結局ベビーベッドはほとんど使わなかったというケースも多くあるため、購入するかどうかは慎重に検討したいところ。短期間だけレンタルする方法もあります。
ベビー布団のメリット・デメリット
ベビー布団のメリット
ベビー布団は、夜寝るときはもちろん、お昼寝に活用しているという家庭も多いです。小さく軽いため、取り出しやすいところに収納しておけば必要なときにさっと取り出せて便利。大きな布団をゆっくり敷いていると赤ちゃんが起きてしまうこともあるため、軽くて片手でさっと敷けるのは大きなメリットになるでしょう。
ベビー布団のデメリット
ベビー布団は5点セット、7点セットといったセット商品で購入することが多いですが、すべてが本当に必要とは限りません。敷布団はベビー用ではなく大人用のものを使った、掛け布団は使わずにスリーパーで対応したという例も多くあるため、まずは買わずに様子を見て、本当に必要になってから必要なものだけを購入するというのもおすすめです。
赤ちゃんにおすすめの寝具とは
体を動かしやすいマットレス
赤ちゃんは寝ている間にとてもよく動きますが、これは、体を動かすことによってバランスを整えたり温度を調整したりしているためと言われています。赤ちゃんのすこやかな成長のためには、体を自由に動かせるマットレスが理想です。
清潔に保てるマットレス
赤ちゃんの寝具は常に清潔に保ちたいもの。赤ちゃん用に用意するなら、お手入れしやすく、ダニやカビの影響を受けにくい寝具がおすすめです。いま人気の機能性マットレスのなかには、中材までしっかり水洗いできるものや、ダニが棲みつきにくい素材のものなど、清潔に保てるマットレスがあります。
中材まで水洗い可能!清潔なファイバーマットレス
ダニが棲みつきにくい!ウレタン素材のマットレス
まとめ
赤ちゃんを迎える準備は、分からないこともたくさんあって迷ってしまうもの。しかし実は出産前にすべて準備しておく必要はなく、使うときになってから購入すれば良いという場合も多いです。今はインターネット通販で様々なものが購入できますので、出産前に下見をしておき、必要になってから通販で購入するという方法もおすすめです。