三つ折りマットレスをご存知ですか?三つ折りマットレスとは、3分割されていて折りたためるようになっているタイプのマットレスのこと。折りたたんで持ち運ぶことができるため、ベッドマットレスとしてはもちろん、敷布団としても使える便利なマットレスです。メンテナンスをしやすく使い勝手が良いため、人気のある寝具の1つです。
今回は、三つ折りマットレスのメリット、そしておすすめの選び方についてご紹介します。
三つ折りマットレスの種類
三つ折りマットレスには、大きく分けて2種類あります。
低反発ウレタンマットレス
低反発ウレタンマットレスは、やわらかく、ゆっくり沈み込むタイプのマットレス。体にピッタリ沿うように沈むため体圧分散性にすぐれているという特長があり、やわらかく沈む感触が良いことから人気の高い商品です。ただし、体が深く沈みこむため動かしづらく、寝返りの回数が少なくなりやすいというのもまた事実。また、腰が沈み込んで「くの字」に曲がりやすいため、腰に負担がかかる可能性もあります。これまでは三つ折りではない1枚もののタイプが主流でしたが、近年は三つ折りタイプの商品も増えています。
高反発ウレタンマットレス
高反発ウレタンマットレスは、弾力があり、押すと押し返される感覚のあるマットレスです。体圧がかかると同じ力で反発するため体が沈み込みすぎず、良い寝姿勢を保てるという特長があります。体を動かしやすいため寝返りをうちやすく、寝疲れしにくいとして、愛用者の増えているマットレスです。
三つ折りマットレスのメリット
使い勝手が良く、人気の高い三つ折りマットレス。そのメリットを3つご紹介します。
上げ下ろしが楽
敷布団と同じようにたためる三つ折りマットレスは、上げ下ろしをしやすいというメリットがあります。シングルサイズは押入れにもちょうど良いサイズなので、敷布団と同じように収納することができます。
自立するので干すのが楽
夜中に汗をたくさん吸っている寝具は、そのまま押入れに収納してしまうと湿気でカビやダニが増殖しやすくなるため、干して放湿してから収納するのが理想です。自立する三つ折りマットレスなら、起きたらそのまま立てて干すことができるので室内干しがとても簡単。干したまま仕事に出かけることも可能です。
中材を入れ替えると長持ちする
三つ折りタイプの商品の多くは、マットレスが3分割されています。そのなかで中央の腰部分にあたる場所がへたりやすい傾向があるため、長持ちさせるためには定期的に場所を入れ替えると良いとされています。ローテーションのタイミングは商品によっても異なりますが、2〜3ヶ月以内というのが1つの目安になるでしょう。ただし、腰部分のみ硬めにつくられているなど3つのマットレスの硬さが異なる商品もあるため、入れ替え可能かどうかは事前に確認しておくことをおすすめします。
三つ折りマットレスを選ぶポイント
寝具売り場や通販サイトでは、多くの三つ折りマットレスが紹介されています。どれも良さそうで迷ってしまった場合は何を基準に選ぶと良いのでしょうか。おすすめポイントを2つご紹介します。
敷布団として使うなら、重すぎないこと
敷布団として使う場合は、上げ下ろしが負担にならない重さの商品を選ぶことをおすすめします。店頭で購入する場合は実際に持ってみてチェックし、ECサイトなどの通販で購入する場合はWEBサイトで重さを確認しておきましょう。WEBサイトに情報が足りない場合は、メーカーに問い合わせて確認してみることをおすすめします。
耐久性があること
三つ折りマットレスにも色々なタイプがありますが、なかには薄すぎて耐久性が低く、へたりやすい商品があるのも事実です。商品の耐久性を調べるのは難しいですが、その1つの目安になるのが、マットレスの耐久性に対する保証制度。へたりなどに対する保証制度が設けられている製品であれば、安心して使用することができるでしょう。
おすすめの三つ折りマットレス
三つ折りマットレスのメリットや、選び方をご紹介してきました。ここで、寝心地、耐久性、重さなどの条件をクリアしたおすすめのマットレスをご紹介します。
3次元構造ファイバーマットレス
高反発のファイバーマットレスは、通気性の良さと反発力の高さで人気があります。一般家庭はもちろんのこと、体のケアに気を配っているスポーツ選手にも愛用者が多いことでも、その良さが証明されていると言えるでしょう。ベッドマットレスとしても敷布団としても使うことができ、丸ごと水洗いできるというのも人気のポイントです。
定番人気のファイバーマットレス:スリープオアシス 敷布団兼用マットレス 5cm
スリープオアシス のエントリーモデル:スリープオアシス エントリー 5cm
高反発ウレタンマットレス
高反発ウレタンマットレスは、長く高い人気を保っている寝具の1つです。点で支えるタイプ、線で支えるタイプなどがあり、線で支えるタイプは高反発マットレスのなかでは比較的やわらかめ。高反発マットレスが初めてという方や、体重が軽めの方にも人気があります。ウレタンは通気性のない素材なので、表面のカッティングの工夫でしっかり通気性が確保されている商品を選びましょう。
線で支えて体圧分散:スリープマジック 敷布団兼用マットレス <ウェーブタイプ> 8cm
点で支える硬めタイプ:スリープマジック 敷布団兼用マットレス <ブロックタイプ> 8cm
まとめ
三つ折りマットレスは、ベッドマットレスとしても敷布団としても使うことができ、メンテナンスもしやすいというメリットがあります。敷布団として使う場合は、上げ下げ可能な重さのもの、そして耐久性の高いものを選びましょう。