高反発マットレスは畳の上に敷いて使えるのをご存知ですか?
高品質な高反発マットレスは、寝心地が楽で寝返りを打ちやすいため、体の疲れを翌日に残しにくく、世界で活躍するアスリートにも愛用されています。マットレスというとベッドで使うというイメージがありますが、商品を選べば和室でも使えます。
今回は、和室に適したマットレスの選び方をご紹介します。
高反発マットレスを畳の上で使っても良い?
「マットレスはベッドにのせて使う」「畳の上には敷布団を敷く」というのがこれまでの一般的な寝具の使い方でした。しかし今はこれまでとは異なるタイプのマットレスが販売されており、商品によっては敷布団の代わりに使うことも可能です。また、機能性の高いマットレスもたくさんあるため、腰痛持ちの人や、睡眠の質を上げたい人など、敷布団の代わりに機能性マットレスを選ぶ人が増えています。
では、和室で使うにはどのようなマットレスが適しているのでしょうか。
和室に適した高反発マットレスの条件
1枚で敷布団として使えるもの
機能性マットレスとして販売されているマットレスのなかには、1枚で敷布団として使えるもの以外に、ベッドマットレスの上に敷く薄手のタイプや、重い素材のものなどもあります。敷布団の代わりに使う場合は、1枚で敷布団として使う用途で販売されているものが適しています。購入する前に、WEBサイトや説明などを確認してみましょう。
三つ折りにして持ち運べるもの
高反発マットレスを畳の上に敷いて使う場合は、上げ下げがあるため、持ち運べる重さのものであることが必須条件です。また、持ち運びやすさと押入れへの収納のしやすさを考慮すると、三つ折りできるタイプが最適です。同じような形状・同じような厚さのマットレスでも、三つ折りタイプと、丸めるタイプがあります。押入れに収納するなら、三つ折りタイプが使いやすいでしょう。
朝起きてすぐに干せるもの
マットレスを畳の上で使うときに気になるのは、湿気やカビではないでしょうか。特に、畳にカビが生えてしまうと対応がとても大変なので、湿気対策は重要です。寝具の湿気対策の基本は、朝起きたらすぐに干すこと。毎日外に干すのは難しい場合も多いので、室内でさっと干せるものがおすすめです。
室内干しに最適なのは、三つ折りタイプのマットレス。自立するので、起きたらさっと干すことができます。
畳の湿気対策
マットレスのカビ対策に重要なのは、布団だけでなく畳にも湿気を溜め込まないこと。そのためには、寝具だけでなく畳の湿気対策も必要です。では、畳のカビを防ぐためにはどのような方法があるのでしょうか。
除湿シートを敷く
フローリングにマットレスを直敷きする場合の湿気対策としては、すのこがよく使われます。しかし畳の上にすのこを置くと畳が傷つく可能性があるため、和室で使うときには除湿シートをおすすめします。除湿シートは厚さ数ミリメートルの薄いシートで、畳とマットレスの間に敷いて使います。湿気を吸ったら天日干しをすることで放湿するため、くり返し使えます。
和室の風通しを良くする
寝ている間に湿気を吸い込んでいるのは、寝具だけではありません。寝具と同時に畳が吸った湿気の対策もしておきましょう。寝室の窓を開けて換気し、それでも湿気が残っている場合はサーキュレーターや除湿機などを使って畳を乾燥させるのがおすすめです。
和室におすすめの高反発マットレス
実際に畳の上に敷いて使う用途に適した高反発マットレスをご紹介します。シングル、セミダブル、ダブルサイズが用意されていますが、和室で使う場合はシングルサイズがおすすめです。
スリープオアシス / スリープオアシス エントリー(5cm)
スリープオアシス / スリープオアシス エントリーは、いま話題の高反発ポリエチレンファイバーマットレスです。反発力が高いため体がしっかり支えられ、寝心地がとても楽という声も多く、通気性がとても高いためマットレスに湿気がこもりにくいというメリットがあります。和室にも適した三つ折りタイプの高反発マットレスです。
スリープマジック(8cm / 9cm / 12cm)
スリープマジックは、高反発ウレタンマットレスです。やわらかく体にフィットするウェーブタイプと、しっかり反発するブロックタイプ、横向き寝にやさしいマットレス、厚さ12cmの極厚タイプと様々なタイプがあります。ウレタンは空気や水を通さない素材ですが、形状の工夫により空気や汗をうまく逃すように作られており、湿気がこもりにくくなっています。三つ折りで、持ち運びやすい高反発マットレスです。
まとめ
和室に適したマットレスの選び方をご紹介しました。高品質な高反発マットレスは、畳の上に敷いて寝る用途にも適しています。和室にマットレスを敷いて寝る場合は、カビに注意しましょう。