スリープオアシスは、水洗いができるというのも人気の理由の1つです。寝具は、皮脂や汗などで汚れやすく、素材によってはホコリやカビ、ダニなどが気になるという方も多いでしょう。スリープオアシスの素材であるポリエチレンは、ダニがつきにくく、自身でホコリを出すこともありません。定期的に水洗いすることによって清潔に保つことができるため、アレルギーの家族がいる家庭や、常に寝具の汚れが気になるという方にぴったりの寝具です。
今回のVol.3では、スリープオアシスのお手入れ方法をご紹介します。
普段のお手入れ
スリープオアシスの普段のお手入れは、朝起きたら部屋に立てておくだけ。室内干しなので、そのまま押入れにしまわずに仕事に行くこともできます。外に干せないのは不便かなと思っていましたが、取り込むことを考えなくても良いので屋外干しより便利です。一人暮らしや共働き家庭におすすめです。
マットレス(中材)のお手入れ
マットレス(中材)水洗いのコツ
40度以下の水かお湯で洗う(中性洗剤も使用可)
スリープオアシスの中材は、水で洗うことができます。熱に強くないため40度以下の水かお湯を使い、シャワーを使って洗うのが便利です。中性洗剤も使えますが、こすり洗いをすると中材がいたむため、水に溶かした洗剤をかけて流します。洗剤が残らないよう、しっかりすすぎましょう。
1枚ずつ洗う
スリープオアシスは三つ折りタイプのマットレスで、中材が3枚にわかれています(この写真の中材が3枚あります)。一度に済ませようと3枚一緒に洗ってしまうとかえって手間がかかるため、1枚ずつ洗うのがおすすめです。
浴槽に入れて洗うと楽
中材を洗う際、不安定な場所に置くと手間がかかります。浴槽に入れずに壁に立てかけて洗うこともできますが、何かの拍子に倒れたり、自分に水がかかってしまったりするため、浴槽に入れて洗うのがおすすめです。
よりしっかり洗いたい時は、浴槽に水を張って軽く押し洗いするのもおすすめです(強く押すと中材がいたむため注意が必要です)。水を張る際は温度設定を確認し、お湯が40度を超えないように確認しておきましょう。
なお、浴槽に水をたっぷり張ってしまうと扱いづらい場合は、この程度の水量にとどめて半分ずつ洗うのもおすすめです。
マットレス(中材)乾燥のコツ
水切りを念入りにする
洗い終わったら、水気をしっかり切ります。このように浴槽に渡して上から軽くたたくようにすると、水気を飛ばしやすいのでおすすめです(強くたたくと中材を痛めるので注意が必要です)。ある程度水気を飛ばしたら、さらにタオルなどで水気を拭き取っておきましょう。この作業は少し面倒に感じられるかもしれませんが、実際にはそれほど大変ではありません。ここで水切りをしっかりしておくことで乾燥時間を大幅に短縮できるので、できるだけ丁寧に水切りをしておくことをおすすめします。
浴室の機能を使う場合は1枚ずつ乾燥させるのもおすすめ
水切りが終わったら、日陰や室内に干します。室内に干す場合は、水気があるため浴室に干すのが良いでしょう。
浴室乾燥を使用すると、高温になりすぎる可能性があります。スリープオアシスの中材は高温に弱いため、浴室乾燥の温度を確認しておきましょう。浴室乾燥が40度を超えてしまう場合は、涼風や送風などの機能を使うのもおすすめです。
干し方はスペースなどによって色々ありますが、1枚ずつ干してみたところ比較的早く乾きました。このように高いところに1枚を干し、涼風モードで風を当てました。他の2枚は浴室内に立てかけておき、1枚が乾いたら入れ替えます。立てかけている間に水が下に落ちてくるので、タオルなどを敷いておくと良いでしょう。
今回試した際に乾燥にかかった時間は、下記の通りでした。ただし、環境によって乾燥時間は大きく変わるので、参考程度にとどめておいてください。
浴室乾燥を使用した場合:1枚あたり1時間
浴室涼風を使用した場合:1枚あたり1.5時間
室内で自然乾燥の場合:8時間
カバーの洗濯
スリープオアシスのカバーは、30度以下の水またはお湯で、極弱流で洗濯することができます。今回は、洗濯機のドライ(弱流)モードで洗ってみました。なお、このカバーは厚手のため、比較的かさがあります。8kgの洗濯機に入れてこの状態なので、洗濯機が小さい場合は畳み方に工夫が必要かもしれません。
この畳み方でのサイズを測ってみました。ただし、厚手でまっすぐに畳めず正確に計測するのは難しいため、参考程度にとどめておいてください。
サイズ:約50cm×約43cm×約27cm
まとめ
スリープオアシス 敷布団兼用マットレスのお手入れ方法をご紹介しました。スリープオアシスは、しっかりお手入れをすればとても清潔に保つことができるマットレスです。他にも良いお手入れ方法やコツがあると思いますので、ご存知の方はぜひ教えてください。