2021.06.14

マットレスの下には何を敷けばいい?直に置いたらカビが生えちゃう?

e924f3cbe9433a6a07a6e107f8a8c646

マットレスは床に直置きしてもよい?

image5 136

引っ越しが多い人にとってマットレスの直置きはメリットがあります。ベッドは家具の中でもかなりかさばるので、引っ越し代もかさみますし、手間もかかりますね。「マットレスを直置きして寝れば楽なんだけどなぁ」などと思いませんか?

確かにマットレスは直置きで寝られます。
しかし、それには素材や家の環境などによる条件があります。

この記事では寝具専門ブランドのライズTOKYOがマットレス直置きのデメリットや、適した素材、メンテナンス法について解説します。

マットレスを直置きするデメリット

image4 152

マットレスの直置きには、良い面もあれば気を付けなくてはならい点も多くあります。マットレスの直置きのデメリットをご紹介します。

湿気がこもる場合がある

人間は寝ている時、個人差はありますが一晩で200ミリリットル以上の汗をかくと言われています。

また、ベッドの場合はマットレスの下に隙間がありますが、直置きする場合は下に隙間が全くなくなります。
そのため、熱や湿気がこもりやすく、カビが生えてしまう可能性があります。

ハウスダストを吸い込みやすい

ハウスダストは多くの場合床にいちばん積もっています。舞っているハウスダストも床の近辺に舞っていることがいちばん多いです。したがって、マットレスを直置きすると 床の近辺に舞っているハウスダストを吸い込みやすいと言うデメリットがあります。

特にアレルギー体質の方はマットレスの直置きで、症状が悪化してしまう可能性があります。

冬は床が冷たい

床暖房があれば特に問題ありませんが、床暖房のない家では冬は床が非常に冷たくなります。
マットレスを直置きしていると、そうした床の冷気がマットレスを通じて伝わってくるケースがあります。
底冷えがして、寝心地が悪くなってしまいます。

マットレスの劣化を早める

マットレスを直置きすると湿気がこもり、床の冷たさによって結露が発生する場合があります。このようになるとマットレスにカビが生えてしまい、マットレスの寿命を縮めます。

特にウレタンを使ったマットレスは、 湿気や結露によってダメージを受け、だんだんと弾力性がなくなっていきます。 スプリングを使ったマットレスでは中のスプリングがサビたりするケースがあります。

マットレスのカビ対策には下に何を敷けばいい?

image6 143

マットレスを直置きする場合、対策をしっかりと行ってカビを予防する必要があります。マットレスのカビ対策についてご説明します。

すのこを下に敷く

ここまで読んでお分かりのように、マットレス直置きの最大のデメリットは湿気によるカビです。ベッドだとなぜこのデメリットが発生しないかと言うと、それはベッドの下に空間があり通気性が良いからです。逆に言えば直置きのマットレスでも下に空間を作ってやればかなり通気性は改善します。

そこでおすすめなのが、すのこを下に敷くことです。すのこを敷けばマットレスの下に空間ができるため、通気性が良くなります。ただすのこだけでは十分な高さが生まれないため、通気性もそれなりです。すのこのみの場合、湿気の問題は完全には解消しないでしょう。

除湿シートを下に敷く

除湿シートとは湿気を予防するために作られたシートです。 一見ただの薄手のシートですが中にシリカゲル等の除湿剤が入っていて湿気を吸い取ってくれます。これをマットレスの下に敷けば湿気を防止できます。

すのこの上に除湿シートを敷いて、その上にマットレスを敷けば効果が期待できます。除湿シートの中には防カビ、抗菌加工がなされているものもあるので、そうした商品であればさらに高い効果が期待できます。

サイズはマットレスよりも一回り小さいものが多く汚れにくいです。

アルミ断熱シートを下に敷く

アルミシートを敷けばマットレスのカビ対策になります。 アルミシート自体に除湿効果はありません。しかし、アルミシートをマットレスと床の下に敷けば、 マットレスと床の間の温度差を防げます。

マットレスの湿気は床とマットレスの温度差によって生じます。したがってアルミシートで温度差の発生を防止することによって、湿気の発生を防げます。

コルクマットを下に敷く

コルクマットはフローリングの床の冷たさがマットに伝わることを防いでくれます。これによりマットレスに結露が発生しなくなるため、湿気を防げます。

一般的なジョイントマットやタイルカーペット等は意外と熱が伝わりやすかったりします。コルクマットや起毛ジョイントマットなど中にたくさんの空気を含みやすいマットを選ぶと、 効果的に熱を遮断できるでしょう。

ベッドパッドを上に敷く

ベッドパッドはこれまで述べてきたシートとは異なりマットレスの上に敷くのが一般的です。これは寝ている人の汗を吸収しマットが汚れないようにする役目がありますが、直置きの場合でもこれを使えば、汗による湿気がこもることを低減できます。

また、ベッドパッドは何枚も用意しておいて頻繁に交換するようにしましょう。あまりにもベッドパッドを長く使いすぎると、湿気を吸収する能力が低下してきてしまい、効果が薄れてしまいます。きちんと洗濯された清潔なベッドパッドを使いましょう。

直置きに適したマットレス素材

image7 90

マットレスには直置きに向くものとそうでないものが存在します。そこで直置きに適したマットレス素材をご紹介します。

3次元構造高反発ファイバー

ポリエチレンでできた最先端のファイバー素材です。弾力性と通気性に優れた性質を持っており、直置きしても熱や湿気がこもりにくいです。ダニやカビの防止にも有効です。3次元構造高反発ファイバーの特徴的な点は丸洗いできることです。水を中まで通すため、ダニの卵や菌を洗い流せます。衛生的で清潔を保ちやすいというメリットがあります。

また、3次元構造高反発ファイバーはその名の通り高反発なため、寝返りの打ちやすい素材です。身体が均一な圧力で支えられ、少しの力でも寝返りが打てます。

硬質ウレタンフォーム

高反発のウレタン素材です。ライズTOKYOの硬質ウレタンマットレスは硬質ウレタンにウェーブ加工を施して作られています。素材自体の通気性は比較的低めですが、ウェーブ加工を施しているので、身体とマットレスの間に隙間ができます。この隙間が湿気と熱を逃がし、通気性をもたらします。

触感は固すぎず、柔らかすぎない感じで、一般の敷き布団に近い弾力のイメージです。

マットレスのメンテナンス法

image2 158

 

 

マットレスのカビ対策のことならライズTOKYOまで

image1 159

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事ではマットレスの直置きについて解説いたしました。マットレスの直置きで大敵となるのは湿気です。マットレスに湿気がこもると床の冷たさとマットの暖かさの差によって結露が発生します。これがカビの温床となります。

ライズTOKYOではマットレスのカビ対策やお手入れについての相談も受け付けております。ぜひお気軽にご相談ください。

https://www.risetokyo.jp/f/contact

関連記事

マットレスの正しい使い方を伝授!長く清潔に使い続ける方法は?
2021.07.28
マットレスの正しい使い方を伝授!長く清潔に使い続ける方法は?

寝具として使用しているマットレス、実は間違った使い方をし…

マットレスの洗い方は?洗うメリットや注意点を解説
2021.07.28
マットレスの洗い方は?洗うメリットや注意点を解説

マットレスの素材には洗えるものと洗えないものが存在し…

枕はどのように選んだらいい?寝具のプロが解説します
2021.06.14
枕はどのように選んだらいい?寝具のプロが解説します

枕を正しく選ぶことの重要性 人間は人生の3分の1を…

枕の洗濯方法|素材ごとの洗い方やメンテナンスの方法を解説
2021.06.14
枕の洗濯方法|素材ごとの洗い方やメンテナンスの方法を解説

素材別枕の洗い方 枕のカバーを洗うことはあっ…