睡眠不足が続くと危険なのか?症状やリスクと解消法を紹介!
働き盛りの日本人は睡眠不足傾向
日本人は平均して睡眠時間が少ない人が多く、国際的にみても他国の人より睡眠時間が短い調査結果があります。
特に働き盛りの男性(30代~50代)の約半数は6時間未満睡眠で、女性も40代~50代だと、6時間未満睡眠は40%を超えるほどです。この結果から大体半数の働き盛りの日本人は睡眠不足傾向だといえます。
参照:政府統計資料 令和元年国民健康・栄養調査
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf
あなたは大丈夫?この症状が出てきたら睡眠不足かも
睡眠不足と自分では気付いていない場合があるかもしれません。しかし十分な睡眠は身体の回復のためには欠かせないこと。ここでは睡眠不足が原因となって引き起こされる不調の種類と、気付いていなくても出ている身体からのサインを紹介します。
睡眠不足が原因の身体の不調
睡眠は身体の疲れを癒し、回復するために必要な事です。十分に睡眠がとれないと、だんだんと疲労が溜まり、身体の不調を起こし始めます。
睡眠不足が続くことで出てくる不調は、まず日中に眠くなったり、ボーっとしたりする症状です。また、十分に疲れが取れないため日中に倦怠感を感じるようになります。そのほかにも、睡眠不足で脳や臓器も十分に休めない状態が続くと、頭痛や吐き気、めまいなどの症状が表れることがあります。
睡眠不足からくる身体のサイン
睡眠不足になると、自覚する身体の不調が無い場合でも、身体からサインが出ていることがあります。
以下の点に心当たりがあるなら、睡眠不足かもしれません。
- 無意識にアメや氷をガリガリかじる
- 甘いものがやたらと食べたくなる
- 注意力が散漫になり、忘れっぽくなる
- 人や物にぶつかる
- 身の回りの整理整頓ができなくなる
- イライラするなど情緒不安定になる
睡眠不足が原因であなたに起こる6つの弊害
睡眠不足が続くと、生活する中で以下の6つの弊害が出てきます。
- 生活習慣病などの病気になりやすくなる
- 認知・思考機能が低下する
- 情緒不安定になる
- 免疫が下がる
- 体臭がきつくなる
- 太りやすくなる
ここではそれぞれの内容について詳しく解説します。
1.生活習慣病などの病気になりやすくなる
睡眠による身体の修復には、ホルモンバランスを整えるなど、身体を正常にすることも含まれます。しかし、十分な睡眠がとれていないと、身体の不調が続き、やがて高血圧や糖尿病、心臓病などの生活習慣病のリスクが高まりやすくなると言われています。
2.認知・思考機能が低下する
日中の活動によって、脳には神経活動から発生する有害物質が溜まりますが、睡眠によってその有害物質が排除されます。睡眠不足が続くと、脳に有害物質が溜まり続け、思考や認知する能力が低下すると言われており、認知症のリスクが高まるとされています。
3.情緒不安定になる
睡眠不足の人は、怒りっぽくなるなど情緒不安定になりやすいと言われています。十分な睡眠がとれておらず疲れやストレスが十分に排除されずに残ると、不機嫌になったりイライラしたりしやすくなるのです。また、うつ病を発症するリスクも上がります。
4.免疫が下がる
睡眠は、免疫システムや臓器の修復にも関わっています。睡眠不足によって、免疫システムなどの身体の防御機能が下がってくると、風邪をひきやすくなったり感染症にかかりやすくなったりするでしょう。
5.体臭がきつくなる
睡眠不足の人は、生活リズムが乱れている人が多く、不規則な食生活などが組み合わさると皮脂の分泌が多くなります。皮脂が酸化すると体臭の原因になると言われており、注意が必要です。また、睡眠不足から起こるストレスが、きつい体臭を放つこともあります。
6.太りやすくなる
睡眠は、身体の新陳代謝や消化器官にも大きく影響しています。睡眠不足になると新陳代謝が悪くなり、太りやすい身体になっていきます。また、甘いものが欲しくなる一方で、空腹感をより強く感じることが多く、「お腹いっぱい」の感覚が得られにくくなるため、食事のコントロールがしにくくなると言われています。
こんなことしていませんか?睡眠不足になる意外な原因
働き盛りの人の睡眠不足の原因のほとんどは、仕事で帰宅時間が遅くなることとされています。
そのほかにありがちな原因としては次の3つがあげられます。
- 悩みやストレスで不安で眠れない
- 寝る前にスマートフォンを見てしまう
- 趣味に没頭してしまう
これらに心当たりのある人は、気を付けましょう。
悩みやストレスで不安で眠れない
夜寝る前にその日の悩み事をつい考え込んでしまって寝付けない、仕事上や人間関係のストレスを感じてしまって眠れないなど、心理的な原因によってなかなか寝ることができず、睡眠不足になってしまうことがあります。
悩みやストレスを抱えてしまってなかなか眠れない場合は、趣味を見つけるなど自分に合ったストレス解消法を見つけておくと良いでしょう。
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寝る前にスマートフォンを見てしまう
寝る前につい長時間スマートフォンを見てしまい、寝る時間が遅くなってしまうことがあります。
また、スマートフォンのブルーライトを浴び続けると脳が興奮してしまい、入眠の妨げにもなります。
可能なら、寝る1時間前からスマートフォンは見ないようにしましょう。また、ブルーライトカット機能が付いた画面シートや眼鏡を使って、ブルーライトを軽減する工夫をすると良いです。
趣味に没頭してしまう
ストレス発散のために趣味を持つことは良いことです。しかし、趣味に没頭するあまり、つい夜更かしをしてしまう人もいます。睡眠不足になってしまっては、ストレス発散のための趣味でも、身体にも心にも良い影響は与えません。
たとえば、読書を趣味としている場合、つい眠る前に好きな本を読みはじめると続きが気になって眠れなくなることがあるでしょう。寝る前に読む本はあえて興味のない本を選ぶと良いです。
読み進めているうちに眠気を覚え、すんなりと眠りにつくことができるはずです。
スッキリ目覚める!理想の睡眠とは
自分にとって理想の睡眠の形を見つければ、朝のスッキリとした目覚めに繋がります。そのためにはまず自分にとって適切な睡眠時間を知り、睡眠の質を高めることが重要です。
適切な睡眠時間は?
適切な睡眠時間は7時間や8時間などと言われていますが、一人ひとりに適した睡眠時間はバラバラです。ただ平均して7時間睡眠をしている人は、生活習慣病にかかるリスクや死亡率が最も低いと言われています。
自分に合った睡眠時間には、明確な定義がありません。長時間でも短時間でも、日中に眠気を感じず十分に睡眠できたと感じられるのであれば、それが自身にとって適切な睡眠時間です。
また、適切な睡眠時間は季節や年齢によっても変わると言われています。自分自身が、「熟睡できてスッキリした」と感じられる時間を探してみると良いでしょう。
睡眠の質を上げるには?
睡眠時間があまり取れないという人は、少しでも睡眠の質を上げるための生活習慣を実践してみてください。簡単にできる次の方法から始めてみると良いでしょう。
- 寝る前に軽いストレッチをする
- 静かで心地よい寝室に整える
- 寝る2時間前にぬるめのお湯で入浴
- 寝具を替える
- 寝る前にテレビやスマートフォンなどメディアを見ない
寝具選びは快眠への近道
適切な寝具を使うことが、快眠への近道にもなります。快適に眠るためには、睡眠時の姿勢が重要だからです。
理想の寝姿勢は、立っているときと同じ姿勢と言われています。そのため、マットレスや枕など、自分に合った物を選ぶことが重要です。
ライズTOKYOの「スリープオアシス」シリーズは、高反発のマットレスと枕で身体を支え、理想の寝姿勢になるように設計されています。
そのほか、ライズTOKYOでは枕や掛布団など快適に眠るための寝具をお手ごろ価格で提供しています。快眠のための相談も受けておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
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まとめ
日本人はどの国よりも睡眠時間が短く、睡眠不足の人が多いです。睡眠不足が続くと、身体の不調や病気の原因になる場合があります。睡眠不足と自覚しているなら、睡眠環境を整えて、快眠できる工夫をすると良いでしょう。
ライズTOKYOは、快適な寝具をお届けするお手伝いをしています。睡眠の質を高める高反発のマットレスや、水洗いできていつでも清潔に使っていただける素材などの開発・改良を常に行っています。睡眠不足解消のための寝具選びをご検討の方は、カテゴリからご覧ください。
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