次の日にまでお酒が残って終始身体がだるい・・・忘年会シーズンなど、飲み会続きでそのような状態になったことはありませんか?日頃からお酒の付き合いが多い方は特に、体調管理が難しいと感じることも少なくないでしょう。そこでこの記事では、「仕事で飲み会が多い人のための睡眠ハック」二日酔いの予防法・対策をご紹介します。
「寝酒」という言葉があるように、すぐ寝付けるよう就寝前にお酒を飲む人も少なくないでしょう。しかし、飲酒は睡眠に悪影響を及ぼすことが研究で明らかになっています。
飲酒は寝付きを良くするものの、睡眠の質に大きな影響を与えます。 連日飲み会が続くような場合は慢性的な睡眠不足につながる可能性もあるため、注意が必要なのです。
睡眠の質を下げてしまう!?飲み会でのNG行動
楽しい席である飲み会でも、そこでのお酒の飲み方によっては睡眠の質を下げてしまう場合があります。はたして、どのような行動が睡眠に影響を与えてしまうのでしょうか。
お酒と相性の合わないものを口にする
お酒と食事には相性の合うものと合わないものがあると言われています。日頃あまり意識しておらず、一緒に食べているものでも、実はお酒との相性が良くない場合もあるそうです。一例を以下にご紹介します。
・チーズフォンデュ
・スイカ
・からし
これらはお酒と一緒に食べると体調を崩すおそれがあると言われている食べ物です。あまり気にしたことがなかったという方は、これからの飲み会では少し意識してみることをおすすめします。ただし、どのような食べ物であっても、適量であれば問題はないとされています。
適量以上、早いピッチでの飲酒
一般に適量とされている量以上のお酒を飲んだり、早いピッチで飲んだりすると、酔いが回りやすく抜けにくくなります。厚生労働省が定めているガイドラインによれば、1日における適量は、一般男性でビール中瓶1本、酎ハイ350ml缶1本、女性は350mlの缶ビール以下。基本的に、この基準を超えた場合は飲み過ぎであるという認識を持っていると、体調を管理しやすくなるでしょう。
<参照:厚生労働省ガイドラインより>
飲み会続きでも大丈夫!快眠の日々を送るポイント5つ
翌日のことを考えてお酒はほどほどにしておきたいと思っていても、仕事上の飲み会の場合は自分でコントロールできないことも多いでしょう。そのような場合でも、お酒による体への悪影響を最小限におさえる方法があります。
1次会まで参加し、2次会には出席しない
お酒による体調不良を防ぐには、飲む量を控えるのが一番です。しかし、飲み会の席ではそれが難しい場合もあるでしょう。それであればせめて、1次会のみにして帰宅すれば、飲む量を減らすことができます。欠席は角が立ってしまうような会合でも、2次会をことわるだけならさほど問題にならないのではないでしょうか。
飲み会前に空腹にしておかない
仕事の後の会合の場合、空腹で参加することも多くなってしまうでしょう。しかし、空腹の状態でお酒を飲むと酔いを早め、二日酔いの原因になると言われています。飲み会の前に何か食べておくと、それを防げるでしょう。会合がある日は、簡単に口に入れられるものを用意しておくことをおすすめします。
水を多めに飲む
お酒を翌日に残さないためには、飲むお酒の量に対して1.5倍の水が必要と一般的に言われています。会合の席では、とにかく意識的に水を飲むことを心がけましょう。水を飲むことでアルコールを体外に排出し、二日酔いを防ぐことができます。
会合の後の食事は控える
お酒を飲んだ後のラーメンやお茶漬け。飲み会の後の楽しみでもありますが、その後の体調を考えるとできる限り控えたいところです。寝る直前にカロリーの高いものを食べると、消化活動のため胃に大きな負担をかけ、睡眠の質に影響を与えてしまうというのがその理由。お酒の後は水を多めに飲んで、体を休めましょう。
飲酒前に脂肪分をとる
お酒を飲む前に脂肪分を胃に入れておくと、二日酔いの予防になると言われています。脂肪分はほとんど胃で消化されず長くとどまる傾向があり、結果、その後で入ってくるお酒が胃で吸収されるのを防いでくれる効果があるそうです。
たとえば、ドレッシングやバター、オリーブオイルなどが良いとされています。ドイツなどヨーロッパでは一般的な方法だそうです。
まとめ
お酒は、適量に飲むからこそ楽しめます。飲み過ぎが習慣化すれば、慢性的な睡眠不足、そして体調不良につながります。自分のお酒の適量とペースを見極め、上手にお酒と付き合っていきましょう。