RISE×イクシル 体験型イベント「ママが見直したい健康睡眠!」
3月18日は「世界睡眠の日」。
ということで、3月19日、妊活・妊娠・出産・子育ての悩みに専門家が答えるサイト「イクシル」様と合同で、健康睡眠の体験型イベントを開催しました。イクシルアンバサダーである8名のママさんと、1歳から4歳のかわいい子どもたちが会場であるRISEのショールームに集まってくると、スタッフ全員が笑顔でお迎え!ほっこりとしたやわらかい雰囲気の中、イベントが始まりました。子どもの力はすごいなと心から実感した瞬間でした。
冒頭に自己紹介を兼ねて日頃の睡眠の状態をひとりひとりヒアリング。ほとんどの方が、子どもと一緒に寝てしまうときは10時間くらい、それ以外はだいたい6時間ということでしたが、中にはお仕事の関係で徹夜する時もあるという方や、家事がたまってしまうと2~3時間しか眠れないという方もいらっしゃいました。なるほど、日本人女性は世界的にみて、睡眠時間が少ないというデータ(※1)がありますが、予想したよりはみなさん睡眠時間を確保できているようです。ただ、睡眠時間が不規則であることが心配な点です。
(※1)厚生労働省「平成23年社会生活基本調査」
睡眠は時間も質も大切
食事・運動・睡眠、この3つのバランスがとれていれば、私たちは心も体も健康でいられます。食事や運動についてはさまざまな情報があふれていますが、質の高い睡眠をとるためにはどうすればいいかとなると、なかなかわからないのが現実ですよね。「そもそも睡眠はなぜ必要なのでしょう?」RISE睡眠コンシェルジュ青野のセミナーがスタートです。
睡眠が必要な理由には3つあります。
① 疲労の回復 〜身体的疲労・精神的疲労・脳疲労〜
② 記憶の整理と定着
③ 免疫力を高める
睡眠中、脳の中では私たち人間が生きていく上でとても大切な仕組みが働きます。疲労の回復はもちろん、ストレス耐性を高めたり、学んだことを記憶として定着させたりします。睡眠の前半では脳と体を回復させ、後半ではメンタルを回復します。睡眠時間がとれないなら『質』をあげればいいのでは?と時々相談がありますが、睡眠は『時間』も『質』も、どちらも大切です。睡眠とは日中の活動を快適にし、毎日の生活、そして人生までをも充実させるものなのです。
女性は男性よりも睡眠負債をためやすい
2017年に流行語大賞となった『睡眠負債』。アンバサダーのみなさんも全員ご存知でした。
『睡眠負債』とは、日々の睡眠不足が、自覚できないうちに借金のようにどんどん蓄積されて最終的に生活習慣病などのリスクが高まってしまう状態のことを言いますが、「男性よりも女性の方が『睡眠負債』をためやすいのです。またアルツハイマー型認知症になるリスクも高いのですよ。」と説明すると、みなさんなぜだろう?と興味津々の様子でした。それには2つの要因があります。
ひとつは社会学的要因で、家事や育児の負担が多いことや、スマホやSNSなどで生活が夜型化していることです。2つ目は生理学的要因で、毎月の月経や妊娠から出産、更年期など男性にはない体の変化があることです。さらに、脳がマルチタスク型で同時に複数のことをこなすため脳を消耗させてしまいやすく、睡眠が阻害される要因が揃っているのです。このようなママの睡眠不足は、実は子どもの心身の成長に大きく影響します。礼儀正しい挨拶や、帰宅したら手を洗うといった教育と同じように、睡眠の教育「眠育」を是非、実践して頂きたいです。「毎日決まった時間に寝ましょう」、「朝は一人で起きましょう」、「寝る時は部屋を暗くしましょう」といった工夫をお願いしました。
睡眠の質をあげるコツは24時間のデザイン
夜の睡眠は、昼間の過ごし方と表裏一体。夜だけ意識すればいいわけではありません。1日24時間の過ごし方をデザインすることが大切です。私たちの体内リズムは24時間より少し長く、しかもひとりひとり違うため、まずはこのリズムを24時間に合わせることが必要です。ポイントは朝と夜のルーティン!「朝、起きた時に脳と腸の体内時計を合わせ、夜、就寝前にはスイミン・スイッチをONにするルーティンをしてください!」と青野。
朝→目に陽の光を入れる、カーテンを開けて15秒くらい。そして、必ず朝食を食べること。
夜→ストレッチやアロマなど、自分なりにリラックスできることなら何でもOK。
お気に入りのパジャマに着替えるなど子どもと一緒にできることも良いですね!
もっと詳しく知りたい方はこちらから
ママと子ども向けに、それぞれポイントもお伝えしました。
【ママのための「睡眠の質」をあげる3か条】
・朝と夜にルーティーンを忘れない
・20分以内の仮眠(昼寝)
・イライラを寝室まで持ち込まない
【子どものスイミン・スイッチをonにする3か条】
・昼間は思い切り遊ばせる
・お昼寝はとり過ぎない
・眠る前は親子のスキンシップタイム
セミナーの最後には、ご自身の睡眠と子どもの睡眠について悩みを付箋に書いてもらい、みなさんと共有しながらアドバイスさせて頂きました。
睡眠の質をあげる、高反発マットレスと枕体験
24時間の生活習慣をデザインすること以外に、やはり質の良い寝具を使うことも大切です。睡眠の質をあげるには、高反発素材のマットレスに優位性があることを知りみなさん目からウロコだったようです。
質の高い睡眠を実現する高反発マットレスの特徴
① 身体の一部の沈み込みを軽減
② 自然な寝姿勢をサポート
③ 寝返りを促進
ほとんどの方が高反発は初めてということで、3タイプのRISEのマットレスと一緒に枕も体験いただきました。ママと一緒に体験できるとあり、子どもたちも嬉しそうに横になります。みなさんの悩みで子どもがなかなか寝ないという声が多かったですが、眠ることは楽しいことだと思って自分から布団に入ってくれるといいですね!
「枕は頭を支えるものではなく、首=頚椎を支えるものです。自分に合う枕のポイントは、頚椎と枕の間に隙間ができないこと!」というアドバイスを元に、5タイプある枕の寝心地を何度も何度も試しながら、洗える方がいいなど機能性も含めて悩みに悩んだ末、みなさんお気に入りの1つを選ばれました。枕は、RISEからのプレゼントです!「枕だけ良いものに変えるより、本当はマットレスとの相乗効果が大切です。次に買い替えるときは、高反発の枕に高反発のマットレスを合わせるようにしてください。」と、付け加えました。
5タイプの枕を何度も体験しながら真剣に相談
体験後にお聞きした感想をいくつかご紹介します。
●スマホを長時間使うので「ストレートネック」用の枕を選びました。体験してみて、とても寝心地がよかったので、今夜寝るのが楽しみです。
●今まで低反発の枕を使っていたのですが、今日、使ってみて高反発のほうが「いい!」と感じました。枕もちょうどいい固さでいい感じです。洗えるのも気に入りました。
●現在、ムアツ布団を使っています。でも、今日、体験してみて高反発の寝具に興味がわきました。寝返りがスムーズだったので、朝起きたときの肩こりも改善しそうな気がします。
●感覚的に体が沈みこむ寝具が苦手だったのですが、体験してみて、やはり固めがいいのだとわかってよかったです。首のホールドが自然な枕をプレゼントしていただきうれしいです。
●高反発の枕、いいですね!実は低反発のものを使っていたことがあるのですが、沈みこむ感じがあまり好きじゃなかった。これは、頭が支えられている感じがしてよかったです。
忙しい日本の女性たち。本日お伝えした睡眠の質を高める生活習慣と、高反発の枕でご家族みなさま毎日を元気に過ごしていただければ嬉しいです。RISEはこれからも、みなさんの健康睡眠をサポートして参ります。
【協力:イクシル】