MAIKO YOSHIDAMAIKO YOSHIDA

吉田麻衣子が語る。
妊娠をきっかけに気づいた、睡眠がもたらす力。

スポーツから元気を。睡眠から活力を。
好きなことから生まれる、前向きなサイクル。

走ることに目覚めたのは、職場の先輩からランニングチームに誘われたことだった。
最新のウェアを颯爽と着こなす姿に憧れて、走り進める内にどんどんのめり込んでいった。
幾度かのレース出場を経て、2019年の東京マラソンで念願のサブ4を達成。
「ランニングを始めて気づいたことは、大人になると仕事以外で結果を残せることがないなって。
そういうやりがいも、ランニングを続けることのモチベーションのひとつなんです。」
ランニングの他にもトライアスロン、バスケ、ヨガ、筋トレ、と彼女の日常にスポーツは欠かせない。
「ヘルシーになりたいから、スタイルをキープしたいからって動機も、もちろんあるんですけど。
前向きな気持ちになれることが、一番の理由です。スポーツから元気をもらっているんです。」

そんな彼女が睡眠を見直すきっかけになったのは、新しい命を授かったことだった。
妊娠初期はつわりがひどく、動くことはおろか、ベッドから起きられない日々が続いた。当然ストレスも溜まる。
そこで、それまで3〜4時間ほどで済ませていた睡眠を、たっぷり8時間以上とるようにした。
すると、驚くほどに疲れが取れ、栄養の吸収率も上がり、ストレスも和らいだという。
「睡眠だけでこんなに違うのかって実感して。それからは、眠るのが一番の楽しみになりました。」

今後の展望を尋ねてみると。
「子どもと一緒にバギーランに挑戦してみたいです!
お母さんって、どうしても運動する時間がとりづらい人が多いと思うんですけど。
そうゆう間口がちょっとでも広がるような活動ができたら嬉しいなって。」
ママになっても、前向きに、彼女らしく、好きな道を駆け抜けていく姿が見えたような気がした。

吉田麻衣子